モラハラをしてくる上司=キツイ人、強い人
と思われがちですが、実はそんなことはありません。むしろ、そのモラハラ上司は弱点だらけの弱い人間かもしれませんよ。
モラハラ上司にも弱点があると思えると、なんだか心が少しだけ軽くなるような気がしませんか…?
そこで、今回はモラハラ上司の弱点にスポットを当てたモラハラの対処方法をご紹介します。
そもそも、モラハラをする人は心にコンプレックスを抱えていて情緒不安定な方が多いです。そのため自分で感情のコントロールが効かなくなり、自分より弱い立場の人に嫌がらせをするのです。
表面上では強気で攻撃的にしていても、内面は繊細で傷つきやすい人が多いのもモラハラをする人の特徴。実は欠点だらけのモラハラ上司の心理状態を分かっていると、対処方法が自ずと見えてきます。
それでは、モラハラ上司の具体的な弱点を挙げながら、モラハラの対処方法をご紹介します。
1.モラハラ上司の弱点@世間体を異常に気にする
モラハラをする人は、幼少期に強く自分を否定される、親に従うしかない環境にいたという方が多い特徴があります。そのため常に自分の自分の評価が気になる、世間の目が気になる、見捨てられるのが怖いという心理の方が多いのです。
そして自分が今まで周りに言われてきたこと、自分に対するコンプレックスをターゲットにぶつけてしまうのです。
そんな時に有効なのがオウム返し対処です。
(上司)お前なんて生きている価値がない
(ターゲット)自分は生きている価値がないのですね
(上司)お前はなんて使えない奴なんだ
(ターゲット)わたしは使えない人間なんですね
オウム返しをしてモラハラ上司と同じ言葉を跳ね返すことで、モラハラ上司に自分の心の中を振り返るきっかけをつくります。
即効性は無いかもしれませんが、じわじわと「これはあいつに思っているのではなく、自分が自分に思っていることではないのか…」と感じるようになるのです。
上手くいけばモラハラが収まるかもしれません。
2.モラハラ上司の弱点A自分より強い立場の人に弱い
モラハラをする人は自分よりも弱い立場の人にしか攻撃ができません。そのため上司の上司や上司の同僚などに相談をして、モラハラを辞めさせる手段も有効です。人事部やハラスメント相談部署などに相談するという手もあります。
また、世間体を気にするモラハラ上司は、モラハラの実態を会社や世間の人にバラされてモラハラ上司の評価が下がることを本人はとても嫌がるはずです。もし、モラハラが起こっていることを周りの人が気付いていないのであれば、モラハラをされていることを証明するための証拠を残すなどしましょう。
3.モラハラ上司の弱点B自分を客観視できない
モラハラをする人の特徴に、自分を客観視できないということが挙げられます。中には自分がモラハラをしていることに気付いていない人もいるのです。
そんな上司には「これはモラハラではないのですか?」と直接訴える、上司の同僚や先輩に「それはモラハラにあたるかもしれないよ」と言ってもらうなどの対策も有効です。
自分が不利な立場におかれることを嫌うモラハラ上司が、自分がモラハラをしてしまっていることに気付くことでモラハラをやめるようなこともあるかもしれません。
モラハラ上司の具体的な弱点をふまえたモラハラの対処方法をご紹介させていただきました。
基本的に、モラハラをするのは心が弱い人です。
モラハラに毎日耐ええている、それだけでもうあなたはモラハラ上司よりも強いことになります。
モラハラはひとりで抱え込ます、周りの人や専門機関に相談しながら対処することをおすすめします。