夫は、なぜモラハラ夫になるのか?夫を改心させるには?

夫は、なぜモラハラ夫になるのか?夫を改心させるには?

夫は、なぜモラハラ夫になるのか?夫を改心させるには?

 

モラハラ行為を受けている方の中には、「攻撃されるのは、わたしに問題があるから」「自分が原因でモラハラ夫になってしまった」という考えが頭をよぎってしまう方も少なくありません。

 

しかし、夫がモラハラをする原因のほとんどは妻ではなく、夫自身が抱えている問題に根ざしているケースが少なくありません。

 

そこで本記事では、夫は「なぜモラハラ夫になるのか?」について解説いたします。

なぜモラハラ夫になるのか?「養育歴に問題がある」

なぜモラハラ夫になるのか?「養育歴に問題がある」

 

モラハラ夫になる原因には、いろいろな可能性があるものの、よくあるケースとして「養育歴」が挙げられます。親と子の繋がりが上手く機能していないために、心に問題を抱え、人にモラハラ行為をしてしまうようになるのです。

 

1.過保護に育てられた
過保護に育てられた夫は、何事も自分の思い通りに進まなければ気が済まず、自分の非を認める事が難しい性格である場合が多いです。自分の思い通りにならないことがあると、感情的になりモラハラ行為に及んでしまうようになります。

 

 

2.過干渉されてきた
何事も親の思い通り、親の指示通りにしか生きてこなかった夫は親の強烈な支配により抑圧され、いつしか自分よりも低い立場の人間を支配したがるようになります。自分が親にされてきたように人を干渉、強制してしまい、いつしかその行為がエスカレートし、モラハラ夫へとなってしまうのです。

 

 

3.無関心による愛情不足
親の愛情に飢えて育った子どもは親からの愛情が枯渇しており、見捨てられることへ強い不安を感じ、自分のパートナーを強く束縛する傾向にあります。家庭内で起こるモラハラには異常な束縛行為も含まれます。

なぜモラハラ夫になるのか?「過去にトラウマを抱えている」

なぜモラハラ夫になるのか?「過去にトラウマを抱えている」

 

養育歴だけに限らず、心の問題の原因は生活の至るところに潜んでいます。過去のトラウマが夫をモラハラ行為に走らせる原因になっているかもしれません。

 

1.心に傷を負っている
過去のイジメや大切な人からの裏切りなどで受けた心の傷が、人を暴力的に変えてしまうことがあります。始めは被害者だったはずなのに、いつしか加害者になっている…とても悲しいことですが、このようなケースは珍しくありません。

 

 

2.自分もモラハラをされた経験がある
上記と同じような理由で、自分が過去にモラハラ行為を受けた経験がある場合、自分も同じように人にモラハラ行為をしてしまうことがあります。

 

この場合、「自分は過去にあんなに厳しくされたからここまでやってこれた」など過去のモラハラ行為を肯定的にとらえている場合と「自分もこんな目にあったのだから、人に同じ事をして何が悪い」という一種の恨み晴らし的なものがあります。

モラハラ夫を改心させるには?

モラハラ夫を改心させるには?

 

モラハラ夫にモラハラ行為をやめてほしい、モラハラ夫に改心してほしい場合、どうすればよいのでしょうか?

 

1.モラハラ行為をすぐに解決することは難しい
基本的にモラハラ夫にモラハラ行為をやめさせることは非常に困難であると言われています。モラハラの原因は子どもの頃から根付く心の問題や、過去に受けた心の傷である場合が多く見られます。長年続く心の中での葛藤を解決することは容易ではありませんし、一度や二度の話し合いで過去の心の傷が癒えるはずはありません。

 

劇的な変化を望むのではなく、お互いが根気よく話し合いや歩み寄りを重ねることで、少しずつ変化していくのを待つしかありません。それには、時間・労力・何よりも愛情が必要になるでしょう。
そのため、モラハラ問題は解決が難しいとされているのです。

 

 

2.当事者同士ではなく、第三者の介入が有効
モラハラ夫は内省や反省が難しく、特に身内には甘えてしまう傾向があります。

 

そのため、効果的に問題解決を図りたい場合には、自分を客観的に見て助言してくれる知人やカウンセラーなど第三者を交え、話し合いをするほうがよいでしょう。

モラハラの多くは加害者に問題があるもの

モラハラの多くは加害者に問題があるもの

 

夫がモラハラ夫になってしまう要因は妻ではなく、モラハラ夫自身に問題がある場合が非常に多いです。モラハラ行為を受けている方は自分を責める必要はありません。

 

モラハラ夫にモラハラ行為をやめてもらうためには、長い時間と労力が必要になりますが、第三者に加入してもらうことで、当事者達の負担をすこしでも軽くすることはできます。

 

ひとりでかかえきれない時には、専用窓口やカウンセラー等に相談してみましょう。

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