自己愛性人格障害とはどんな障害か

自己愛性人格障害とは

 

自己愛性人格障害は自己愛性パーソナリティ障害とも呼ばれており、自分が特別な存在であると認識した自己意識を持っている障害となります。この自己愛性人格障害があるからといって社会で暮らしていくのに大きな障害はありませんが、人付き合いで問題が発生する場合があります。

 

それがモラスハラスメントであり、自分を常に正当化し、尊大な感情を持ち、共感性を欠いていますので身近な人と折り合わないことが多々あるのです。

 

また批判されたり、物事が上手く行かなかったりした時に対応することができずに、怒りや悲しみといったさまざまな行動を取ります。劣等感の裏返しでもあり、自分が正しいと思う気持ちに支配されてるのです。

 

このように自己愛性人格障害は性格的・感情的な問題になりますから普通に暮らすには問題ありませんが、対人関係に苦労してしまいます。治療するにしても完全に治すのは難しく、自分を特別だとする自己愛と別れる必要もあり、根本的に自分を変えなければなりません。

自己愛性人格障害の人との接し方

自己愛性人格障害の人は自己愛が高く、常に自分中心の考え方になってしまい、人付き合いが上手く行えません。そんな自己愛性人格障害の人と接する場合は、どんなところに注意したら良いのでしょうか?

 

どんな場面でも自分が第一な考え方をもっていますので、相手を否定するような言い方や説教や批判はしないようにしてください。特に注意する場合であっても頭ごなしに直接的に言うのではなく、しっかりとした理屈とセットで話してあげることが良いです。

 

また劣等感からの歪みでもありますから他者と比較したり、あまり競ったりしないようにするのも良いでしょう。そして間違いやすい対応をしてしまいがちなことがあります。

 

自分が大事な性格が故に我を通すことが多い自己愛性人格障害の人ですが、言われたことをそのまま実行したり、要求を受け入れたりしないようにしてください。言われた通りに接するのも本人のためではありませんので、折り合いをつけながら上手く接していかなければなりません。

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