パートナーがモラハラ行為をしてしまう原因とは?

どうしてこんなことに!?あなたのパートナーがモラハラ行為をしてしまう原因とは?

あなたのパートナーがモラハラ行為をしてしまう原因とは?

 

結婚する前はとても優しく献身的な理想の彼氏/彼女だったのに、結婚した途端に人が変わったように威圧的な態度をとられたり、汚い言葉で暴言を吐かれるようになってしまった。これって自分が悪いのだろうか…。これがモラハラというやつなのか…。どうすればいいのだろう…。こんなお悩みを持たれている方が近年増加傾向にあるといいます。

 

そこで今回は「どうしてパートナーがモラハラをするようになってしまったのか?」というモラハラの原因にスポットを当てたお話をします。

あなたが受けている苦痛、モラハラが原因かもしれません

あなたが受けている苦痛、モラハラが原因かもしれません

 

威圧的な態度、暴言、無視…こういった方法で精神な苦痛を相手に負わせてしまう行為を「モラハラ」といいます。モラハラは、加害者が無自覚であることが多い、加害者は家庭の内外で人格がコロッと変わる、家庭という閉鎖的な空間で起こるといった理由から、モラハラ行為が明るみになる機会が少なく、被害者自身もモラハラが起こっていることに気付けないケースすらあるといいます。

 

被害者の方は「どうしてこんなことになってしまったんだろう…」、「どうすれば元の関係に戻れるのだろう…」いろいろな感情が沸き起こっておられることと思います。

モラハラの多くは「相手の心の問題」が原因

モラハラの多くは「相手の心の問題」が原因

 

どうしてモラハラをするようになってしまったのか、自分に何か原因があったのか…。真っ先にこう考えてしまいますよね。実は、彼/彼女がモラハラをするようになってしまったのは、あなたに原因があるのではなく、相手自身が長年抱えている心の問題が原因である場合が多いです。

 

人が抱えている心の問題には実にさまざまなものがありますが、モラハラをしやすい人は「自分に自信がない」「捨てられることが怖い」「心に傷を負っている」といった共通する特徴があります。具体的な例をみてみましょう。

 

・自分の両親がモラハラをしていた/受けていた
両親がモラハラをしている/受けているところを幼少の頃から目にし、モラハラを身近に感じていることで、モラハラをすること自体に違和感を感じていない場合があります。

 

・自分自身が両親からモラハラを受けていた
両親から自分を否定されるような言葉をかけられて育った子は自己肯定感が低く、良好な人間関係を築きにくい傾向にあります。自分がされたことと同じことを相手にしてしまうというケースも。

 

・過保護に育てらえた
親に過保護に育てられると、自分自信を過大評価してしまったり、何でも自分の思うようにしたいと想いがちな傾向にあります。結婚するとお互いの意見も、以前より踏み込んだものとなるでしょう。相手に意見が通らなかったり、思い通りの行動がとれなくなると感情がコントロール出来ずに相手にきつく当たるケースも多いようです。

 

・育児放棄された
親に捨てられた経験がある人は、人から捨てられることに異常な不安をもってしまうようになります。時にそれば暴力性に姿を替え、相手を威圧し、支配しなければ気が済まなくなってしまいます。

モラハラを改善することはできるのか?

モラハラを改善することはできるのか?

 

モラハラは想像以上に根深い原因が元に起こっていることがお解りいただけたかと思います。そのため、モラハラは簡単に解決することが困難な問題だとも言われています。モラハラを感じたり、判明した際にとるべき行動としては

 

・2人で話し合う
・第三者を交えて話し合う
・夫婦でカウンセリングに通う
・別居して距離をおいてみる
・必要であれば弁護士に相談する

 

等が挙げられます。

 

モラハラをしてしまう人は心に傷を抱えている方が多いといいます。逆切れしたり、言い返したりは逆効果になることもあるので注意が必要です。2人での話し合いで解決しない場合は、第三者を交えて話し合ったり、心のケアの専門家である臨床心理士によるカウンセリングをうけてみるのも選択肢のひとつです。

 

どうしてもこの人とはやっていけない…。と思うのであれば弁護士に相談したり、離婚を視野に入れることも必要でしょう。その際にはモラハラをしているという証拠が必要になるかと思いますので、言われた言葉を細かくメモしたり、録音しておいたりすることをおすすめします。

まずはご自身の心のケアを一番に

ご自身の心のケアを一番に

 

一度は永遠の幸せを誓いあって結婚した2人です。できれば以前のように戻りたい…。そう願うのは当然のことです。

 

しかし今はご自身の心のケアを最優先にお考えください。モラハラをしている方は心に傷を受けた経験があるといいましたが、だからといてモラハラは許されていい行為ではありません。

 

何より、今現在あなたも心に傷を負わされている状態なのです。モラハラを受けたことで精神的にまいってしまい、鬱になってしまう方も少なくないといいます。

 

そうならないためにも友人や知人に相談し、必要であれば心のケアにあなた自身がカウンセリングに通いましょう。

 

まずはご自身のことを大切にし、ご自身の身体と心を守れる準備をした上で、モラハラ問題の解決にあたるようにしてくださいね。

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