家庭内でおこるモラハラには、夫婦間でおこるもののほかに、親と子ども間でおこるものもあります。
子どもへのモラハラは、今後の子どもの成長に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
そこ
モラハラとは正式名称をモラルハラスメントといい、直接的な暴力などではなく、言葉や態度などによる暴力のことです。相手に対し、精神的に追い詰めるこころに深い傷を負わせ、その後の人生に影響を与えてしまうほどの状況になることもありうるのです。
そのモラハラを子供に対してしている親や教師は現代には少なくないのが現状です。子供は特に近くにいる大人を信じ、その愛を受けることで成長していくものですが、人格否定や行動や言動の否定などをされることで自己否定感が強くなってしまうのです。
信じている大人に否定されるということは心に大きな傷を負わせ、人格形成において悪影響をしてしまうことにつながります。
自分はもちろん、人を信じられなくなることで人間不信に陥り自分の殻に閉じこもり自己を出すことが出来にくい傾向が見られるようになります。
自尊心が育たず、人の気持ちが汲み取れない成長過程を進んでしまう恐れもあります。こうしたモラハラを受けた子供に対する接し方としては、できるだけモラハラの加害者と離すことが大切です。
そしてあなたは間違っていない、あなたを愛しているということを伝えていくことが必要です。
ちょっとした大きな音にも過敏に反応したり、顔色をうかがうような状況になっていることが多いので、常に優しい柔らかい接し方、言葉使い声色などを使うように心がけ大人に対する不信感を取り除くようにしていきます。
そして肯定をしてあげることです。子供が話すことに同調したり、一緒に考え寄り添う姿勢で接していくことがとても重要です。そして自信を取り戻せる環境を作ることです。