モラハラは心の病が原因です
職場でも家庭でも起こることがわかっているモラハラ(モラルハラスメント)。倫理や道徳において相手を傷つけたり、いじめたりすることですね。今や、離婚の原因としても上位にあがるほどの問題となっています。
では、そのモラハラの加害者となる人にはどのような原因があるのでしょうか。モラハラの加害者は「自己愛性人格障害」であると言われています。人を見下して傷つけなければ自分を保っていられない弱い人間のことです。
モラハラの被害者は「自分がダメだから責められる」と思い込んでいる場合が多いのですが、このような考え方を植え付けてしまう加害者の「自己愛性人格障害」に原因があるのです。「自己愛性人格障害」は「ありのままの自分を好きになれない」障害です。
劣等感やコンプレックスの塊で、普段はそれを見せないようにしているので、外面が良いことでも有名です。そのようになった原因は主に幼少期の育ち方にあると言われています。それゆえに、治療には専門医のアドバイスが必要とされているのです。
モラハラの原因とは
モラルによる嫌がらせをモラルハラスメント(通称:モラハラ)と言い、芸能界夫婦の離婚騒動でぐんと知名度をあげました。この「モラルによる」というモラルがはっきりわからないという人もいらっしゃいますが、訳すと道徳や倫理ということになります。
簡単に言えば、普通では考えられないようなこと、してはいけないことによって嫌がらせをすることです。では、そんなモラハラの原因はどこにあるのでしょう。
モラハラは心の病気とも考えられていますので、その心の病気の原因を突き止めることができれば、それを取り除くことで治すことも可能だと言われています。したがって、本当に治そうと思うのであれば専門医に相談することが一番の早道になります。
そのような心の病気にしてしまった原因の一つが、幼少期の育ち方にあります。典型的なパターンは、両親に溺愛され変な自信を持ってしまう場合です。自分は特別な人間であり、それ以外の人は傷つけて当然と思っているのです。