職場のモラハラを我慢しないこと
職場は人の集まるところであり、人が集まれば問題も集まってくるものです。
パワハラやセクハラがもっとも起こりやすい場所は職場と言われるぐらいですから、当然最近よく知られるようになったモラハラ(モラルハラスメント)も職場でも起こります。
モラハラはモラル(道徳や価値)による精神的な暴力や嫌がらせのことを言います。
簡単に言えば、職場でそんなことをしたら大人げないよというような内容がモラハラにあたるのです。
たとえば例をいくつか挙げておきましょう。
1、 孤立させる
子供の社会で言えば仲間はずれのようなものです。
情報や人間関係を故意に遮断して孤立させてしまうことです。
2、 仕事を制限する
命令した仕事しかさせなかったり、全く仕事を与えなかったりすることです。
3、 私生活に介入する
少しセクハラ的な要素を含みます。
プライベートなことをやたら聞き出そうとします。
職場におけるモラハラの被害者は自分が仕事ができていないからだと諦めようとしますが、そのようなことではないことをしっかりと理解しておきましょう。
職場で見るモラハラとは
ある芸能人夫婦の離婚騒動であっという間に知れ渡るようになった「モラハラ」という言葉。
これはモラルハラスメントの略です。
モラハラは夫婦間の問題として話題になったので、夫婦間にあるもめ事だと思っている人もいますが、これは職場にもあることです。
職場におけるモラハラとは、不当な言動(道徳的・倫理的)によって他の人の尊厳を傷つけたり心に損傷を与えることで、その人の雇用すら危険にさらす場合があることを言います。
また、それが原因で職場全体の雰囲気が悪くなることを言います。
職場は成果を求められる場所ですから、本人にとって厳しい言葉が浴びせられることもありますが、それが不当な言動によってであるかないかが判断の基準になります。
職場でのモラハラを具体的に言うと、以下のような言動があげられます。
1、 コミュニケーションをせずに相手を孤立させる
2、 仕事上で故意に相手を傷つける
3、 相手の尊厳を傷つける
もし、このようなことを感じることがあれば、一度相談してみることをオススメします。