モラハラの被害について述べたお話はよく見かけますが、モラハラを“している”側のお話を聞くことはあまりありませんよね?
それには、理由があります。あなたも知らずしらずのうちに、他人にモラハラ行為をしているかもしれません。
今回はモラハラしやすい人の特徴をまとめた「モラハラ診断」のチェックリストを用意しています。
周りの人やご自身に照らし合わせてみてください。
1.モラハラをしている人は無自覚な人が多い
実はモラハラをしている側は、自分がモラハラをしていることに無自覚なことが多いといいます。
そのため、モラハラ行為をしている人は他人に訴えられて、または他人に指摘されてはじめて自分がモラハラ行為をしていることに気付くという人がほとんどなのだそうです。
場合によっては部署を飛ばされたり、最悪の場合、解雇になる可能性もあります。
2.まさか!?自分がモラハラをしているかも?
へぇーそうなんだ…、そんな人もいるんだね。。と他人事のようにこの記事を読まれているあなたも、無自覚のうちに他人にモラハラ行為をしているかもしれません。
実際にモラハラで訴えられたことのある方も、まさか自分が相手のことを攻撃したり、そんなに気付つけたりしているだなんて思ってもみなかった方が多いのです。
他人事だと思わず、今一度、あなたにもその可能性はないのか振り返ってみませんか?
次に挙げるチェックリストに当てはまるものが多いほどモラハラをしやすい人です。ただし、必ずしもモラハラをすると決定するものではなく、あくまでもひとつの指標になるとお考えください。
・短気である
・プライドが高い
・自分の思い通りに事が運ばないとイライラする
・他人に意見を否定されることが許せない
・世間体が気になる
・後輩やパートナーには「お前」と言ったりや命令口調を使ったりする
・情緒不安定なほうだ
・恋人には束縛してしまうほうだ
・厳しい人だと他人に言われることが多い
・人に謝るのが苦手だ
・些細なことが気になったり、傷ついたりする
・自分のことを理解してくれる人が少ないと感じる
・白黒はっきりつけなければ気が済まない
・お酒、タバコ、スマホなどに依存しがちだ
・自分の話ばかりしてしまう
いかがでしょうか?
全てとまではいかなくても、誰でも数個は当てはまるのではないでしょうか?また、時期やその時々の精神状態によっても該当する数は異なるかと思います。
モラハラをしてしまう方は、精神的に疲れているや、辛さを感じている方が多いという特徴があります。
なんだか精神的に調子が悪いな…。と感じた際にはこういったチェックリストを利用してみると、今の自分の心の状態を客観的に見ることができるでしょう。
また、該当する項目が多かった方は今一度、他人との関わり方を見直してみてはいかがでしょうか?
自分が普段行っている振る舞いを、逆に自分が受けた場合、どのような気持ちになるかどうかをイメージしてみるのも効果的です。
同僚や上司、またはパートナーに自分は他人から見て、どのような振る舞いをしているのか、社会的に正しい振る舞いができているかどうか聞いてみるのもいいでしょう。
モラハラ行為をしている方の多くは、自分がモラハラ行為をしていることに無自覚、または、そんな重大なことをしているといは思ってもいない方が大半です。
客観的に見てみれば、明らかにおかしい行為であることは分かるのに、いざ自分のこととなると、あまりに近すぎて正しい物の見方ができなくなるのですね。
そんな場合はセルフでできるモラハラ診断がおすすめです。
モラハラ診断をすることは、自分の言動や性格を見直す機会にもなるので、ぜひ一度試してみられることをおすすめします。