引越しを機に入った職場が、とてもモラハラがひどい所でした。最初はみんな優しくしてくれて、いい仕事場だと思っていたのですが、それは見せかけのものでした。こういう体験談を読んだことはあるのですが、まさか自分の身に降りかかるとは思っていませんでした。最初は普通に会話したり、一緒にお昼ごはんを食べていたので...
夫は完璧主義者で、自分にも人にも厳しい人でした。
しかし、それは外から見た場合の話であり家庭の中では自分に甘く人に厳しい人間だったのです。
付き合った頃はその生真面目さに惚れたわけですが、結婚をしてから徐々に化けの皮が剥がれおかしいと思うようなことが多くなったのです。
とにかく、私のすることは全部否定をして褒めるということがありませでした。
掃除ができていない、洗濯ができない、食事も満足に作れないと何をしてもダメ出しをしてきてそれが続くと、本当にそうなのかなと思ってしまったのです。
たまりかねて友人を家に招いて状態を見てもらったのですが、家事は完璧だと言われて夫が間違っていたのかなと思うようになりました。
それでも、友人が気を利かせてくれただけで自分が悪いのではないかという疑念を払うことはできず、モラハラに耐え続けていたのです。
ある時、義両親が訪ねてきたのがきっかけで夫のモラハラが発覚し、このような地獄から抜け出すことが出来たのです。
夫がいつものように私の至らなさを義両親に愚痴っていたのですが、義両親がまともな人だったので夫が嘘を言っているということを見抜き私に謝ってきたのです。
夫の躾ができていなくて、本当に申し訳ないと言われ夫には厳しくしてやって欲しいと言われてから自分がモラハラでやられていたことがわかったのです。
体験談などでは義両親も子供の仲間について、敵になるということも多いようですが自分の場合にはついていたと思います。