迷惑行為であるモラハラをし続けた人は、どのような末路をたどるのでしょうか。
今回は、モラハラ行為を繰り返す人が行きつく末路について考えてみたいと思います。
また、残念な末路に行きついたモラハラ加害者は時にとんでもない行動にでることがありますので、その際の対処法についても触れています。
モラハラ行為を繰り返す加害者は次のような道をたどり、悲しい末路へと歩みを進めていくことになります。
1.人が離れていく
当然ですが、モラハラ行為をする人からは人が離れていきます。モラハラは、周囲で見ている人間にとっても気持ちのよいものではありません。周囲からも冷ややかな目を向けられることになるでしょう。
2.孤独になる
周囲から人が離れていくと、孤独感が強まってきます。元来、モラハラをする人の中には、心が繊細でさみしがりだという方も少なくありません。孤独感が増し心に言いようのない不安を抱くことが多くなるでしょう。
3.新たなターゲットを見つける
モラハラ行為をするということは、自分に溜まった負の感情を放出する、自分の心を防衛するためなど、目的をともなうケースが多いものです。そのため、ターゲットがいなくなると、次のターゲットを探すようになります。
4.誰にも相手にされなくなる
上記のような一連の流れを繰り返すモラハラ加害者。ついには誰にも相手にされなくなってしまいます。本当の意味での孤独のはじまりです。
誰にも相手にされず、残念な末路に行きついてしまったモラハラ加害者は、ターゲットを離さないことに必死になる可能性があります。特に次のようなことには注意しましょう。
1.より攻撃性が増す可能性
精神的に不安定になっているぶん、いつもより攻撃性が増す可能性があります。より強度の強いモラハラ行為には注意しましょう。
2.気を引こうとしてくる
モラハラ行為をする人の中には、見捨てられることに対して強い危機感や執着を持っている人が多いです。自分が甘えられる相手、攻撃をぶつけられる相手、つまりはモラハラターゲットを離さないために、あらゆる手を講じてきます。特に恋人や夫婦の場合、脅迫したり、自分の命を盾にしたりして離れることができない状況に持っていきます。
3.気力、体力を消耗させられる
残念な末路をたどってしまったモラハラ被害者は、おどろくほど被害者の気力と体力を消耗させます。相手の状況や精神状況なんておかまいなしで、自分の感情を爆発させるモラハラ加害者ですから、手加減してもらえるわけもありません。自分の身は自分で守るしかないのです。
このようにしつこいモラハラ相手は縁を切るに越したことはありません。ただ、いきなり縁を切るというのも難しい部分があるため、最低でも次のようなことを意識して付き合うようにしましょう。
・相手にしない
・心を鬼にして端的に付き合う
・第三者を介する
モラハラのターゲットになってしま人は心優しく、自分を責めてしまいやすい傾向にあります。どれだけ嫌なことをされたとしても、モラハラ加害者との縁を切る事ができないばかりか、自分に原因があるのかと思いつめてしまう方も多くいます。
そんな時には、心を鬼にして端的かつドライなお付き合いにとどめる、話を広げない、モラハラ行為をされても相手にせず無視するなどしましょう。
そういったことが負担になる方は、はなから関わること避け、第三者を介して関わりをもつなどすることも有効です。
モラハラ行為を繰り返す人間は、遅かれ早かれ、孤独という悲しい末路をたどることとなります。
そして孤独を感じたモラハラ加害者は、より悪質なモラハラ行為を行う可能性があるため注意が必要です。
しつこいモラハラ行為に迷惑しているのであれば、相手にしない、端的につきあう、第三者を介して交流するなどの方法がおすすめです。